今年度の計画を概要とアンケートを踏まえた対策に分けて掲載しています。
気になる点などありましたら,コメントをお願い致します。
今年度の計画
横断検索システムの拡張
- 横断検索システムの拡張
- 医薬品に関するDBの追加
- 検索ユーザビリティの改善
- HEに代わる検索システムの調査とテスト(精度,速度)
- アクセス解析を利用したランキング調整(精度)
- メタデータの利活用
- Schema.orgの拡張の正式採用
- メタデータが埋め込まれたDBを増やす(精度)
- 文献と画像のメタデータを活用した検索結果表示
- 埋め込み先のDBでWEB APIによりSagaceのポップアップ機能を提供
- メタデータ簡単埋め込みツールの作成
新規データ統合へ向けた調査と研究
- 厚労省関連データベースの調査
- Toxygatesの拡張
- 基盤研内部のデータ(希少疾病用医薬品・希少疾病用医療機器開発支援品目, 実験動物バンク)のRDF化
アンケートを踏まえての取り組み
速度と精度
- 速度と精度に関する満足度が低いことを踏まえ,特に前期は速度と精度の改善に尽力する。上記の予定には含まれていないが速度の改善にキャッシュの利用やレスポンスの遅いインデックスの切断により改善できるか検討する。
- 宣伝効果もあり,アクセス数が恒常的に伸びてきたので,検索された語と順位の関係からランキングの調整を自動化出来るようプログラムの書き換えをする。
- 現在使用している検索システムであるHyperEstraierによる不具合が見つかっているため,他のシステムでそれらが解決できるかどうかテストを行う。
- 連携機関のDBを新規に追加する際には,個々のエントリまで適切かどうかメンバーで厳しくチェックする。(毎回のMTGの2週間前には共有する。)
- Sagaceでインデックスを作成するDBについては,メンバーで事前にエントリのチェックを行い,場合によってはクローラーの書き換えを行う。
- 幅広いデータベースを検索対象とするために同義語を追加していく。その際,既存の辞書を使用する場合には定期的,自動的にその内容を更新できるような仕組みを整える。
メタデータの利活用
- アンケートで要望が多かった文献と画像のメタデータをSagaceに反映するための実装を行う。